天涯孤独の少年羽島亨は、入所している施設の紹介で、短期バイトに派遣されることになった。仕事内容は、住み込みで三人のお嬢様姉妹の世話をするだけ。だが、三姉妹は実はサキュバスで、亨は吸精対象として選ばれたいわば生贄だった。昼夜問わず、枯れ果てる
まで絞り尽くされる日々が、始まる。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-09-19 11:44:38
95581文字
会話率:43%
親友と共に試みたサキュバスの召喚に失敗してフュージョン、自分がサキュバスになってしまった男子中学生・魔道士見習いの真言(まこと)は、元の人間・元どおりの男になろうと画策するが、サキュバスとしての力が強すぎて、手当たり次第に男に犯され、そして
次々に男を搾り尽くしてしまう……ひたすらエロいJCサキュバスとなった真言が人間の男に戻るリミットは大体、夏休みいっぱい。方法は……サキュバスとしての魔力を極限まで高めて、サキュバスとの分離を自らの力で果たすしかない。つまりそれって……ひたすらエロいことするしかないのだった。
*異世界転移は、サキュバス側からの視点です。折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-08-07 21:00:00
7010文字
会話率:47%
人の“快楽”を糧とする人外の生物。
妖艶、淫靡なその色香で人を惑わし、その精気を吸い取られた人間は、生きながらに魂を抜き取られたような廃人となるのだとか。
サキュバス(吸精姫)…。
誰しもが一度は耳にする、お伽話の中のその生物は、どう
やら実在する様だ。
何故なら、この私がそうなのだから。
夏目 穂乃花 というありふれた、中学2年生として生活を送る。
しかし、私は最初から自分が“そう”であることを自覚していた訳ではなかった。
そして、それを自覚した後は、女性からのみ“快楽”を啜る、謂わば“女性専用のサキュバス”となる。
誰しもが、私の快楽に虜になり、全てを差し出し、そして廃人となっていく…。
しかし、私はひとりの女性を愛してしまった…。
彼女の身体を弄び、快楽に戦慄(わなな)かせたいという本能的な欲情と、それだけはやってはならない、という愛情とのせめぎ合い。
これは、そんな人間の女を愛してしまったサキュバス(吸精姫)の、魂の慟哭の物語…。
折りたたむ>>続きをよむ最終更新:2016-07-16 06:04:14
271924文字
会話率:18%